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立川市にある脳外整形外科クリニック リハビリテーション科のブログです。

今日は、当院で院内勉強会を行いました。

内容は「頚椎性頭痛」です。

担当は理学療法士の中村です。

頚椎性頭痛とは

頭痛は大きく分けて一次性頭痛、二次性頭痛とあります。

一次性頭痛とは頭痛そのものが疾患となっている頭痛で片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などがあります。

二次性頭痛とは、他に原因があって頭痛が引きおこされている頭痛です。脳腫瘍、くも膜下出血などです。頚椎性頭痛も原因が頚椎にあるので、二次性頭痛に分類されます。

頚椎性頭痛とは英語で”Cervicogenic headache”と言います。

頚椎周囲の組織(関節、筋、靭帯、関節包 etc.)が原因で、頭部、後頭部、首回りに関連痛という痛みを引き起こします。

関連痛とは、痛みの原因となっている部位からの刺激が脳に伝わるまでの過程で、別の神経を刺激して、痛みの原因部位とは違う部位に痛みを感じる状態のことをいいます。

セラピストは痛みの訴えが複数ある場合、その痛みがお互い関連しているのか、それとも神経根痛などの別タイプの痛みなのかを評価しています。

頚椎の関連痛ですが、上位頚椎が原因の場合、関連痛が頭部、顔面、首回りに現れます。

下位頚椎が原因の場合、関連痛は首回り、肩甲骨周り、上腕、また、前腕にも現れることがあります。

頚椎性頭痛は上位頚椎が原因と考えられているため、関連痛は頭部、顔面、頚部に現れます。

頚椎性頭痛が疑われた場合、上位頚椎の機能に問題がないか細かい評価が必要です。

そして、上位頚椎周辺の組織になぜ負担がかかっているか考える必要があります。

外傷、不良姿勢、不良動作など、主原因は多岐に渡ります。

治療は、可動域制限に対しては関節を動かす徒手療法、不良姿勢であれば姿勢指導を行っていきます。

また、状況に応じてマリガンコンセプトという徒手療法の1つを実施することもあります。

さいごに

院長の鈴木医師は頭痛の専門医で、連日、数多くの頭痛患者さんを診ています。

頭痛の診断には、専門医の的確な評価が大事です。

当院には、頭痛を診断するための機器(MRI, CT 、エコー etc.)が充実しています。

頭痛でお困りでしたら、当院までお越しください。

(理学療法士 中村)