立川市にある脳外整形外科クリニック リハビリテーション科のブログです。

今日は。
鈴木慶やすらぎクリニック リハビリテーション科、健康運動指導士の沢田です。

2016年7月28日、気象庁から「関東甲信地方が7月28日ごろに梅雨明けしたとみられる」との発表がありました。
いよいよ夏本番を迎えることとなりそうです。そうなると気になるのが、熱中症です。

例年、梅雨の合間や梅雨明けの急な暑さによって熱中症を起こし、救急搬送される方が少なくありません。
今年も、まだ梅雨の最中だった7月5日に、熱中症による救急搬送の人数が去年同期比の5倍超であった旨の報道がなされました。
また、梅雨明けを迎えた各地域で、熱中症によるものと思われる死亡者も出てしまっています。

熱中症は、重症となると命の危険に及ぶことがとても大きな問題であり、適切な対処法を理解して実践する必要があります。
火曜日の『やすらぎ体操教室』では、そうした背景を受け、熱中症のリスクや予防についての解説を行ってきました。その講義内容に沿う形で、こちらのブログでも数回に分けて熱中症を取り上げていきます。

初回である今回は、『暑さ指数』を取り上げたいと思います。
暑さには、以下の4つの要素が関連するとされています。
・気温
・湿度
・放射熱(輻射熱)
・風速(気流)
つまり、気温のみでは一面的な評価しかできず、これらの要素を複合的に評価することが適切とされています。そのために算出するのが、WBGT(Wet Bulb Globe Temperature;湿球黒球温度)指数で、『暑さ指数』とも表記されます。

各地点における暑さ指数(WBGT)の実況と予測値は、環境省熱中症予防情報サイトにて参照することができます。

環境省熱中症予防情報サイト

また、日常生活1)およびスポーツ活動中2)における注意事項を、以下に纏めます。併せて参考にしてください。
WBGT基準一覧

こうした情報を適宜把握し、安全に十分に配慮した行動計画を立てるようにしてください。

『やすらぎ体操教室』では引き続き、こうした健康に関する情報提供も行っていきます。
ご興味がおありの方は、当院リハビリテーション科までお問い合わせください。

1)日本生気象学会『日常生活における熱中症予防指針Ver.3』
2)日本体育協会『スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック』

(健康運動指導士 沢田)