立川市にある脳外整形外科クリニック リハビリテーション科のブログです。

今晩は。
鈴木慶やすらぎクリニック リハビリテーション科、健康運動指導士の沢田です。

朝晩の冷え込みを感じる日も増え、各地から紅葉の便りも届き始め、いよいよ秋らしくなってきました。
秋と言えば、皆さまはどんなイメージを持たれていますか?

『食欲の秋』
『読書の秋』
『芸術の秋』
『スポーツの秋』

このように日本語でも、秋という言葉を用いて、様々な表現がなされてきました。暑さが和らぐこの時期は、何かに集中して向き合うのに良い頃合いかもしれません。是非、10月後半も元気に過ごしていただきたいものです。

さて、上述のフレーズの仲間になるかもしれませんが、皆さまは『秋バテ』という言葉をご存知でしょうか?
お聞き馴染みのあるであろう『夏バテ』は、「夏の暑さによってひき起こされる、食欲不振、体のだるさ、疲れやすさなどの身体の不調」を意味します。
これに対して、先述の『秋バテ』は、「夏から秋への季節の変わり目で起こる、疲労感や頭痛などの身体の不調」を指します。

「やっと暑さから解放されてきたのに、何だか体調が優れない…」
「夏の間は元気に頑張っていたけれど、秋口になってから何だか調子が今一つ…」

こういったご経験、おありではないでしょうか?もしかしたらそれは、知らず知らずの内に、秋バテを起こしてしまっているのかもしれません。

秋バテは、体質により大きく2つのタイプに分けられるとされています1)
夏には不調を感じず、秋になって不調が出る『燃え尽き型』。そして、夏から秋にかけて不調が続く『だらだら不調型』です。
双方に共通して、冷えや、寒暖差などの影響による自律神経の乱れなどが要因となっているとされています。

そんな秋バテ対策のキーポイントとして、以下の3つが挙げられます。
・疲れている胃腸の調子を整える
・身体を冷やしすぎない
・正しい入浴方法でリラックス

温かいものを中心によく噛んで召し上がっていただくことや、身体を温めるとされる食材を上手く使っていくことは、日常の食生活からできるアプローチです。秋にも美味しい食材が増えてきますし、それらの特徴を考えてみることは、食の楽しみを増やすことに繋がるかもしれあせん。

また、正しい入浴方法以前に、日頃リハビリテーション科に関係している方々に尋ねると、あまり湯船に入らない方も少なくないのが実情のようです。まずは以下のポイントを踏まえて、入浴習慣を付けていただくことが望まれます。

・38~40℃のぬるめのお湯にゆったり入る。(42℃以上の熱いお湯は、交感神経を刺激してしまい、リラックスできない)
・半身浴も効果的。ただし、湯冷めしないよう注意。(浴槽の蓋やタオルを使って、工夫すると良い)
・入浴剤やアロマキャンドルも活用する。(炭酸ガスの出る入浴剤を入浴直前に入れることは、温浴効果を高めると考えられる)

入浴によるリラックスは、安眠にも効果的です。『秋の夜長』と表現されるように、秋は夜の時間が長いため、有意義に使えるかどうかはとても大切なことだと思います。皆さまそれぞれにとってのより良い過ごし方を、見付けられると良いですね。

『やすらぎ体操教室』では引き続き、こうした健康に関する情報提供も行っていきます。
ご興味がおありの方は、当院リハビリテーション科までお問い合わせください。

1)ウーマンウェルネス研究会 ウェルラボ特集『9割は夏の不調が回復しないまま秋に突入!?秋バテ対策のコツ』(http://www.well-lab.jp/201508/feature/6046/)

(健康運動指導士 沢田)