立川市にある脳外整形外科クリニック リハビリテーション科のブログです。

皆さん、こんにちは!ムシ暑い日々が続いていますが、水分補給、エアコンや扇風機などを上手に使って快適に過ごしてくださいね。

先日、「ボディマッピング」というテーマで勉強会を行いました。

ボディマップとは脳内にある体の地図のことであり、ボディマッピングとはその体の地図を正すことです。

と、言葉で説明されても想像しにくく、「んちゃ!およよー?」って感じですよね。

それでは少し体験してみましょう。

注)途中で痛みや違和感、不快感を感じた場合は、すぐに中止してください。

目をつむって、腕をしっかり伸ばしたまま左右に両手を肩の高さまで上げてみましょう。

次にそのまま目を開けてみてください。

両手は肩の高さにありますか?

首が「およよ~」と傾いてる人もいるかも…。

両手が肩の高さより上や下にあるという人。

実際の方の高さと脳が認識している方の高さにズレがあるかもしれません。

(まさに「およよ~」の瞬間です。)

これが先ほど説明した。肩の高さと両手の位置関係に関する脳内にある体の地図です。

では、先ほど、まっすぐ伸ばした両手が肩の高さに合わなかった方。

今度は目を開けたまま、再びゆっくりと肘を伸ばしたまま両手を肩の高さまでしっかり上げてみてください。

頭を左右に動かし、両手が肩の高さにあることを確認してください。

体の横に両手を下ろして、両腕を楽にします。

次に再度、目をつむって、腕をしっかり伸ばしたまま左右に両手を肩の高さまで上げてみましょう。

今度はどうでしょう?最初に肩の高さに合わなかった、両手が肩の高さにありませんか?

これでボディマップ:脳内の体の地図が少し修正できたことになります。

脳内の体の地図は意識的に修正を繰り返すと、より精密になっていきます。

ボディマップは体の動きのみならず、スポーツや音楽などの道具を含めた体の動作にも表れます。

例えば、パソコンのブラインドタッチや、運転中のアクセル・ブレーキ操作、ゴルフボールをクラブで当てる技術などです。

しかし、なんらかの事情でボディマップ:体の地図が誤りやあると様々なトラブルが起こることがあります。

つまり、体のどこで曲がるのかについて誤った認識があり、その誤りに基づいて動くということは、運動力学的に誤った認識を持つことになります。

結果として運動能力のパフォーマンスが低下し、自分自身の体に負担をかけ、故障や不調の原因になることがあります。

体の動きを把握することで、これまでの動きがより効率的に行えるようになり、新しい動きもスムーズに行えるようになります。

日々の成長や新しい経験、技術の習得の過程でボディマップは修正されていきますので、皆さんも普段何気なく行っている動作に意識して、改めて動きを確認すると新しい発見があるかもしれません。

先日、10mほど歩くことを呼吸の仕方や足の指、手の指の一本一本の動きまで、ゆっくりと全身の体の動きを確認しながら、2分かけてやってみましたが、めちゃくちゃ疲れました(笑)

でも、直後になんだか楽に歩けるようになった気がしました。

僕のボディマップが一つ進化を遂げたと思いたいです。

生涯修行

TM