あけましておめでとうございます。

立川にある脳神経・整形外科の鈴木慶やすらぎクリニックのリハビリテーション科のブログです。

マッケンジー法講習会 PartA~Dまでの受講が終わり昨年末にPartA・Bの伝達講習を行いました。

現在、腰痛のclassficationは様々あります。MSI・Petter O’sullivan・Fritzなど。

マッケンジー法は、力学的負荷を加えた際に返ってきた反応で分類分けをします。腰痛の分類わけとしては古くからありますが、

そのコンセプトには現在のリハビリ・医療に対しても通用すると考えます。

自分はマッケンジー法を学んでから臨床ではマッケンジー法で分類分けをし、DPや良いと思われる運動方向があれば

Force alternaiveとしてマリガンコンセプトを多様しています。もちろんその他アプローチも行いますが。

同じ反応系学派として相性が良いと思いますし、講義の中で海外インストラクターも同様に考えているといった話がありました。

 

インストラクターの先生の印象的だった話の中にセラピストがイエローフラッグを作らないといった内容がありました。

これはどういった話かというと、我々PTは様々な検査や流派(コンセプト)等によって患者様の問題点を浮き彫りにできます。

しかし、その浮き上がった問題点を患者様にそのまま提示していないか?

この話を聞いた時にハッとしました。患者様が本当に知りたいのはどうして痛みがでているのか、どこの構造が壊れているのか。

といった内容を欲しているのか。

もちろん必要があればお伝えすることはあるかもしれません。ただ、私は構造からの問題や痛みの機序など説明しなくても

治療は成り立つと考えます。必要以上の情報やセラピストの発言は患者様の生活行動や動作・姿勢をしばりつける可能性が髙く

あり、イエローフラッグをセラピスト自らが作り出してしまう可能性もあります。また、そのような言動に力があることを

セラピストは認識する必要性があると考えます。

協会のブログに載っていた認定療法士の投稿内容ですが、

患者様が本当に知りたいのは自分の身体がどうやって壊れていったのか?どうして痛みがでたのか?といった

過去の出来事ではなく、これから起こるイベントへの参加や身体を動かしてもよいか?といった未来に関する事だと思います。

まさしくその通りだと思います。

マッケンジー法を通して、一方向型のリハビリから相互型のリハビリの作り方を教わり患者様との関わり方が以前と変わった

ような気がします。

来月には認定試験もあるのでこれから約1カ月勉強に励みたいと思います。

 

では、ブログをお読みいただいている皆様、本年も何卒よろしくお願いします。

 

碇谷